共同研究ユニットの公募

※応募は終了しました。

2019年度
東南アジア地域研究研究所
共同利用・共同研究拠点「地域情報資源の共有化と相関型地域研究の推進拠点」
共同研究課題公募要項

東南アジア地域研究研究所附属CIRASセンターは、文部科学省から認定された共同利用・共同研究拠点「地域情報資源の共有化と相関型地域研究の推進拠点」として、地域研究コミュニティの協力参加のもと、広い基盤に立った研究の進展をはかるため、公募による共同研究や公開シンポジウム・公開ワークショップなど学内外に広く開かれた研究システムを導入しています。2019年度は下記の要領で共同研究ユニット(共同研究会)を公募いたします。多数のご応募をお待ちしています。

****************  記  ******************

1. 公募課題
 地域横断型の地域研究の共同利用・共同研究拠点としての機能をより発揮させ、地域研究コミュニティの学術的発展に資するよう、CIRASセンターでは、「地域情報資源の共有化(地域情報学)」と「相関型地域研究」のふたつのテーマを重要な事業として推進してきました。2019年度は、これらのいずれか、あるいは、双方に関連のある共同研究ユニットを公募します。従来の複合共同研究ユニットの枠組みを取り払い、文理融合の新しい取り組みや、一般社会との連携を通じた新しい地域研究を積極的に推進し、地域研究拠点としての機能のいっそうの強化を目指します。

■地域情報資源の共有化(地域情報学)
地域研究に関わる資料は文字・画像・動画・音声など多様であり、しかも多くは複数の研究機関に分散して所蔵されています。「地域情報学」では、このように多様かつ分散している研究資料を情報学の手法を用いて統合し、研究者をはじめとする地域に関わる人々の利用に供するために地域研究情報資源の統合と共有化を推進しています。また、地域研究に必要なさまざまな情報群の収集と整理、データベース等のシステム構築、地域社会の読み解き、将来予測、成果の発信と共有など、地域研究の新たな展開を図っています。

■相関型地域研究
 国境や文化圏を越えるヒト・カネ・モノ・情報の量・速度が増大している今日、一地域の変動は直ちに周辺地域あるいは全世界に波及します。地域の理解を目的とする地域研究は、グローバルとローカルをリンクしながら地域をデザインする学問への脱皮を迫られています。そのためには、比較を通じて地域の個性を把握するとともに、各地域がどのように関わりあいながら世界を構成しているかという研究の視点が不可欠です。この「比較」と「関係性」の二つをキーワードとした地域研究の試みが「相関型地域研究」です。

2. 審査の枠組み
公募課題に掲げた2つのテーマ、「地域情報資源の共有化(地域情報学)」と「相関型地域研究」のいずれか、あるいは、双方に関連のある内容の共同研究ユニットを公募します。テーマごとに分けるのではなく、応募されたすべての課題を一括して審査します。ただし、それぞれのテーマの中で、「若手支援枠」と「地域研究方法論枠」を設けます。研究代表者および主たる共同研究員が、学位取得後10年程度以内の場合、「若手支援枠」での応募が可能です。また、共同研究ユニットのテーマが地域研究の方法論の展開を目的とする場合、「地域研究方法論枠」での応募が可能です。これらの枠への応募を促進するため、採用するその他の共同研究ユニット数が増減することもあります。それぞれの枠での採用数は、それぞれ数件を予定しています。それら以外の応募は一般枠として審査します。
 さらに、CIRASセンターは、日本国内のさまざまな地域研究機関のハブとして、地域研究コンソーシアム(JCAS)と密接な協力関係にあり、これまで、JCASと協働して公募課題を採択し、研究活動支援を行ってきました。本年度もその活動を継続し、JCASによる審査枠を設けます。こちらも数件程度の採用を予定しています。

 CIRASセンターのこれまでの活動(2016年度までの共同研究ユニットの活動)やJCASおよびその活動につきましてはCIRASセンターおよびJCASのホームページをご覧ください。

CIRAS図2019

3. 共同研究ユニット参加によって得られる研究支援
共同研究ユニットに採択されることにより、共同研究員は、当研究所から、次のような支援を受けることが可能です。
・共同研究員になることによって、蔵書や論文検索システムなど、京都大学の研究資源を利用することができます。
・本公募によって採択されたすべての共同研究ユニットに所属する、博士取得後10年程度以内かつ教授、准教授以外の共同研究員を主な対象者として、「若手支援プログラム」による支援を受けることができます。このプログラムは、随時、海外派遣や英語論文校閲料の一部補助などを補助するものです。詳しくは、採用された共同研究ユニットの代表者を通じてお知らせいたします。
・本共同研究に関連する研究業績の成果公開のためのディスカッションペーパー刊行補助を受けることができます。
・本共同研究に関するデータベースの構築の支援プログラムを受けることができます。本プログラムも、随時、実施し、詳しくは、採用された共同研究ユニットの代表者を通じてお知らせいたします。

4. 「共同研究ユニット」の構成
 ①公募研究を進めるにあたり、申請者を研究代表者とする「共同研究ユニット」を組織していただきます。ユニットメンバーは研究職にある方に限定されません。修士課程(ないし博士前期課程)の学生は、協力者としての参加を妨げるものではありませんが、旅費等の支給の対象にはなりません。
 ②研究代表者は、当該の研究テーマに沿った研究の推進を図り、研究会の主催や研究成果のとりまとめを行います。申請時にはCIRASセンター所属教員1名以上を共同研究ユニットメンバーに含めてください。CIRASセンターの所属教員については添付の名簿をご参照ください。共同研究ユニットの内容に合致した教員を探すことが困難な場合、事務局から推薦することも可能です。
 ③原則として、研究成果公開についての、明確な計画性があることを重視します。可能な限り、叢書シリーズ「地域研究のフロンティア」、オンラインジャーナル『地域研究』(JCAS発行)等、本研究所が関連する出版事業への応募をふくめ、研究成果を出版する方法と計画について具体的に記載してください。

5. 公募研究の期間
  研究期間は2019年4月から2020年3月までの1年間とします。ただし、研究の進展によって、次年度の継続応募も認めます。

6. 応募資格
  研究代表者は、国内の大学その他の研究・教育機関の教員、研究職員、またはこれと同等の能力を有すると本研究所長が認めた者とします。

7. 採択件数
 15~20件を採択します。

8. 申請方法
(1)申請手続き
  所定の申請書(様式1)、共同研究員名簿(様式2)に必要事項を記入の上、電子メールへの添付によって提出してください(英語での申請書記入も可)。

申請書類:申請書(様式1) 
共同研究員名簿(様式2)
報告書類:実績報告書(様式3)  
教育・研究機関、法人等に所属している方が研究代表者となる場合は、採択された後に申請者の所属機関(部局)の長による承諾書の提出をお願いします。
研究計画の申請書(様式 1)ならびに各年度末に提出していただく実績報告書(様式 3)の作成にあたっては、異なる分野の研究者にも理解しやすい内容となるよう留意してください。

(2)申請期限
  2019年4月8日(月)午後4時(必着)
(3)提出先
  電子メール ciras (AT) cseas.kyoto-u.ac.jp ( (AT) を@に換えてください)
  メールの件名に「CIRAS公募共同研究応募」と明記してください。

9. 採否
  研究所外有識者を含む共同利用委員会で審査します。また、地域研究コンソーシアム(JCAS)による審査を希望される場合は、その旨、明記してください。審査結果は、2019年5月末に研究代表者宛に通知します。採択された課題の研究計画書は本研究所のホームページで公開されます。

10. 経費
  共同研究ユニットは、(1)国内共同研究会の開催、(2)国際共同研究の推進、(3)データベースの構築、(4)シンポジウム・ワークショップの開催、(5)成果出版等、のいずれか(複数可)によって研究活動を行うものとし、それにかかる経費を本研究所が支援します。

CIRASセンター所属教員名簿