共同利用・共同研究(CIRAS)【2020年度】

東南アジア地域研究研究所附属CIRASセンターは、文部科学省から認定された共同利用・共同研究拠点「地域情報資源の共有化と相関型地域研究の推進拠点」として、地域研究コミュニティの協力参加のもと、広い基盤に立った研究の進展をはかるため、公募による共同研究や公開シンポジウム・公開ワークショップなど学内外に広く開かれた研究システムを導入しています。文理融合の新しい取り組みや、一般社会との連携を通じた新しい地域研究を積極的に推進し、地域研究拠点としての機能のいっそうの強化を目指します。

 

研究ユニット(2020)

 

若手

アジアとラテンアメリカの資源政策についての地域間比較研究(岡田 勇)
中央ユーラシアおよび中東ムスリムの家族・ジェンダーをめぐる規範:言説とネットワークの超域的展開(磯貝 真澄)
東南アジアの多宗教社会におけるムスリム女性の家族形成と宗教実践(光成 歩)
西洋音楽の地域情報学的分析―主題の通時性と共時性(河瀬 彰宏)
アジアにおける薬用植物資源の広域市場流通と地域社会の資源利用の歴史的相関に関する研究(岡田 雅志)
ユーラシア国境域の自然環境と境域社会の生活戦略(地田 徹朗)

 

地域研究方法論

東南アジア大陸山地部における長期的生業動態とデータベース化(広田 勲)
長期村落調査データを利用したベトナム農村研究手法の構築(藤倉 哲郎)
東南アジア大陸部の厄災の文化誌―川をめぐる伝承・文芸を中心に(橋本 彩)
地域情報学ツールの活用-東ティモールの小規模ダム評価のために(嶋田 奈穂子)
気候応答型居住環境データベースの構築(山田 協太)
コミュニティ林業からみた東南アジアの政治経済変動と自然資源管理(倉島 孝行)

 

JCAS

パフォーマンスによる文化の交錯-演劇教育を活用した地域研究の展開(飯塚 宜子)

 

一般

低成長期のラテンアメリカと東南アジア─政治と経済の相互作用過程の比較分析─(河合 沙織 )
冷戦下における華人の文化表象「空白期」についての比較研究――インドネシア、タイ、フィリピンを中心に(黄 蘊)
コミュニティ森林再生慣行の比較分析(阿部 健一)
東南アジアにおける内戦の語り直し:映画を活用した試みに着目して(篠崎 香織)