ワークショップ「装いと規範」(2月9日)

下記の通り、ワークショップ「装いと規範」を開催いたします。ご参加をお待ちしております。

参加希望の方は、会場準備の都合上、obiya[AT]cseas.kyoto-u.ac.jp までご一報ください。([AT]を@にかえてください。)

ワークショップ「装いと規範」
装いは、価値観や信念、思想、規範など、目には見えないものを映し出す鏡である。その時々のファッション(流行の装い)に目を向けたとき、我々は、それぞれの時代の人々が、どのような美意識を持ち、何を大切にしていたのか、そして、どのような枠組みの中に生きていたのか、その一端を知ることができる。本ワークショップでは、現代のイスラーム圏および日本における事例を通して、装いから何が見えてくるのか、そこにおいて「現代」「国家」「イデオロギー」がどのような意味をもちうるのかを検討していく。

日時:2019年2月9日(土)13:30-17:40
場所:京都大学稲盛財団記念館 213号室(セミナー室)
報告者:
 賀川恵理香(京都大学大学院アジア・アフリカ地域研究研究科博士課程)
 岡田晃枝(東京大学大学院総合文化研究科)
 森理恵(日本女子大学家政学部)
コメンテーター:
 酒井啓子(千葉大学法政経学部)
 後藤絵美(東京大学東洋文化研究所)
 帯谷知可(京都大学東南アジア地域研究研究所)
司会: 
 和崎聖日(中部大学人文学部)
プログラム:
13:30-13:40 趣旨説明
13:40-14:30 報告1
       賀川恵理香
       「ヴェールを纏う女性たちの語り―現代パキスタン都市部におけるパルダ実践を事例として」
14:30-15:20 報告2
       岡田晃枝
       「『伝統』を超えて―現代トルクメン女性と民族衣装コイネック」
15:20-15:30 (休憩)
15:30-16:20 報告3
       森理恵
       「近代日本の国家主義・帝国主義とキモノ」
16:20-17:40 コメント、ディスカッション

主催:
*新学術領域研究「グローバル関係学」(グローバル秩序の溶解と新しい危機を超えて―関係性中心の融合型人文社会科学の確立)B01「規範とアイデンティティ」(代表:酒井啓子)
*京都大学東南アジア地域研究研究所CIRAS共同利用共同研究・個別ユニット「社会主義を経たイスラーム地域のジェンダー・家族・モダニティ」(代表:和﨑聖日)
共催:
*同複合ユニット「秩序再編の地域連関」(代表:村上勇介)
*同統括プロジェクト企画研究「アジア太平洋地域における変動動態と21世紀秩序の構築」(代表:帯谷知可)
*京都大学東南アジア地域研究研究所環太平洋研究ハブ形成拠点(代表:村上勇介)

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