東南アジアを中心とした博物館データベースの構築から見る文化財教育の実態

代表

飛田 ちづる(日本女子大学・学術研究員)

共同研究員

飛田 ちづる(日本女子大学・学術研究員)、柳澤 雅之(京都大学東南アジア地域研究研究所・准教授)、原 正一郎(京都大学東南アジア地域研究研究所・教授)、小野田 恵(加藤建設株式会社・調査員)

期間

2021年4月~2022年3月(1年間)

目的

本研究は、規模や運営母体を問わず博物館を主な対象とし、文化財を用いた歴史教育の一旦として考古遺物と建築史の視点から、また博物館運営の視点から各国の状況と日本の状況を比較し、情報の集約と蓄積、及び自国の歴史観の表現の一旦の比較を試みるものである。
 日本において博物館は博物館法の下運営され、国公立以外に多様な目的を持つ企業あるいは私立の博物館も少なくない。また、国内の博物館に関する研究は全日本博物館学会の研究大会や日本博物館協会発行の博物館研究で多岐に亘り行われている。建築史においては三宅による「日本近代建築史における博物館研究」が挙げられる。また、収蔵品の扱いでは保存科学の分野において蓄積がある。一方、東南アジア地域の博物館について個別の報告は散見できるが、包括的に扱われたものは見られない
各国において博物館は、日本と類似の法令の下運営されていると考えられるが、収蔵品の保存管理および博物館を用いた文化財教育を、日本と現地の状況を比較しながら調査することで今後の同分野の発展に資するものとする。

研究実績状況

研究成果の概要

 

公表実績

研究成果公表計画, 今後の展開等

 

 

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