日本の国境地域と国内境域:物理的・自然的・社会的境界の「ずれ」とその境域社会への影響

代表

地田 徹朗(名古屋外国語大学世界共生学部・准教授)

共同研究員

地田 徹朗(名古屋外国語大学世界共生学部・准教授)、浅田 晴久(奈良女子大学研究院人文科学系・准教授)、大西 健夫(岐阜大学応用生物学部・准教授)、峠 嘉哉(東北大学大学院工学研究科・助教)、花松 泰倫(九州国際大学法学部・准教授)、峯田 史郎(早稲田大学地域・地域間研究機構・招聘研究員)、渡邊 三津子(奈良女子大学大和・紀伊半島学研究所・協力研究員)、柳澤 雅之(京都大学東南アジア地域研究研究所・准教授)

期間

2021年4月~2022年3月(1年間)

目的

 本研究では、昨年度に実施したCIRASセンター共同研究課題「ユーラシア国境域の自然環境と境域社会の生活戦略」の成果を踏まえつつ、新型コロナウイルスの世界的な流行に伴って国外調査に赴くことがほぼ不可能であるとの現状に鑑み、日本国内の境界や国境地域における、物理的境界(国境や都道府県や市区町村の境界)、自然的境界(河川流域、山脈、海など)、社会的境界(生活圏やエスニシティ)の「ずれ」に着目し、それが境界地域(境域)にどのような影響を及ぼすのかということを調査・分析することを目的とする。それは、メンバー各自がユーラシア各地で行ってきてフィールドワーク得た知見を援用しながら、日本の国境・(国内の)境界・(それぞれの)境域のつくられ方やその特徴、境域に住む人々の生活戦略を明らかにするという試みでもある。他方で、本研究課題で得た知見から、各自のフィールドがどのように見えてくるのか、各自のこれまでの研究を日本のフィールドの現場で振り返ってみるという機会にもなる。

研究実績状況

研究成果の概要

 

公表実績

研究成果公表計画, 今後の展開等

 

 

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