東南アジアの中国語文芸誌研究ー『蕉風』を中心に
代表
舛谷 鋭(立教大学観光学部・教授)
共同研究員
舛谷 鋭(立教大学観光学部・教授)、黄 蘊(尚絅大学現代文化学部・准教授)、宮原 暁(大阪大学大学院言語文化研究科・教授)、及川 茜(神田外語大学外国語学部・講師)、山本 博之(京都大学東南アジア地域研究研究所・准教授)
期間
2021年4月~2022年3月(1年間)
目的
東南アジアの非国語あるいはマイノリティ言語による新聞、雑誌は、死蔵や放置されていることが少なくない。しかし、最近もインドネシアの『共栄報』など、中国語新聞が日本人研究者の手で台湾で復刻されるなど、地域情報資源の共有化という観点で可能性を秘めている。
本研究は言語を問わずプロ作家がほとんどいない東南アジアの文壇において、奇跡的に60年、500冊以上刊行されているマレーシアの中国語文芸雑誌『蕉風』(Bulanan Chao Foon)の文芸思潮を焦点に、二次大戦後の50年代から今日までのイデオロギーや域内の交流を跡付けることを目的とする。
研究実績状況
研究成果の概要
公表実績
研究成果公表計画, 今後の展開等